1 日時 平成30年10月2日(火曜日) 午後6時~8時15分
2 場所 狛江市防災センター302・303会議室
3 出席者

石渡典子、井本宏明 、大井剛、大矢美枝子、小川智行、小川正美 、小楠寿和、河西信美、 君塚啓子、小林恵太、清水信之、中村貞夫、南谷吉輝

事務局(書記) 高齢障がい課 森旦憲、西村夕希子、中山真紀子

        狛江市社会福祉協議会 門馬洋子、丸田 園子

4 欠席者 鈴木沙英子、藤嶋勲
5 議題

(1)報告事項

(2)熱中症対策について

(3)地域の見守り体制の強化について                               

6 提出資料

【資料1】新たな地域資源

【資料2】とくし丸経過報告

【資料3-1】こまほっとカフェ経過報告

【資料3-2】こまほっとカフェアンケート結果

【資料3-3】こまほっとカフェのチラシ

【資料4】熱中症対策について

【資料5-1】見守り団体の調査

【資料5-2】地域の見守り体制の強化に向けた今後の展開について

7 会議の結果

(1)報告事項

 ①新たな地域資源について
 ・映画会(わかばの会)
 ・こまほっとシルバー相談室多摩川住宅
 ・ハンズプレイスカフェ
 ・福祉カレッジ

 ②買い物支援の経過について

 ・誘致活動をしたことにより支援につながった事例報告
   ③こまほっとカフェの取組みについて
 ・現在、こまほっとカフェは、こまほっとシルバー相談室との連携により、サービスにつながっていない方を中心にカフェへの誘導を行い、食の確保や熱中症予防、外出の機会、早期支援などの役割を担っている。こまYELL(狛江市就労支援)とも連携を取り、就労支援の場を提供。毎回1~3名の就労支援訓練を実施している。
 ・こまほっとカフェ利用者へのアンケートを集計した結果、カフェに求めることとして、「おしゃべりをしたい」、「知り合いに会える」、「ゆっくりしたい」などの声があり、今後もカフェを利用したいと声が多かった。
   ・こまほっとカフェが見守りの役割を担っている。

 ④ごみ屋敷問題に係る新事業に関しての報告
  8月より新事業の実施が始まり、地域包括支援センターやケアマネージャー等に情報提供を行うとともに、広報による事業の周知を行っているが、まだ事業の実績はない。相談はきているが、ごみを片づけた後に相談に来られたケース、利用を希望された方が病院に入院をされてしまい家に戻られないケースなどで、対象の要件に当てはまらず利用には至っていない。


(2)熱中症対策について
  高齢者の熱中症対策は狛江市としても取り組みを進めてきているが、今年は特に異常な猛暑であったこと、今後も同様の猛暑は続くことも想定されるため、多くの高齢者に対してより着実な効果が見込める取り組みを進めていきたいと考えている。市でできること、地域でできること等のアイデアをお願いしたい。

 

■意見交換(グループワーク)

 テーマ「熱中症対策についてアイデアを出してみよう」

【グループ1】小川(正)、大井、大矢、小楠、君塚、小林、南谷、丸田
【グループ2】石渡、井本、小川(智)、河西、清水、中村、門馬

 

【グループ1】

 ○意見

 ・エアコンに頼りすぎるのはどうか。
 ・屋外設置型エアコンを開発しているところがある。
 ・日陰を作る。
 ・気兼ねなく利用しやすいバス停や思いやりベンチの活用。
  →ベンチ設置希望の声は大きい。
 ・ミストの設置は高齢者には向かない?
 ○アイディア

   ・保冷剤を抱えて寝る。  
   ・扇風機の活用。    
   ・施設等で枕元における麦茶を配布。   
    →気軽に取り組めるものを紹介
   ・落語家に話をしてもらう・有名人を呼び啓発イベントを開催する。(所ジョージ・気象予報士)
   ・通りに、日陰になる場所をつくり、ベンチ、飲水スペース(公園・駅ホーム)を設置する。
   ・駅の待合室のようにエアコンの効いたスペースのようなものが各バス停にほしい。
   ・帽子・冷却スカーフを配布する。
 

【グループ2】

   ○意見

   ・訪問先で、高齢者にクーラーを使うように声掛けを行っているが、効果はない。
 ・クーラーの支援はあるのか?
  →生保の支給にあるが、取り付け費用は自己負担のため、設置が進まない。
 ・有料老人ホームなどは各部屋に鍵がかかっていて介入が難しい。(クーラーをつけていない)

 ○アイディア

 ・涼めるスポットがあるとよい
    →外出自体が難しい方もいる。
    →暑さを感じない方もいる。
    →喉が渇かない。
    →紙で周知をしても読まない。
    →水分を取らせるのはなかなか難しい。
    →老人ホームなどは敷地内に入り、呼び鈴を押す必要があるなど壁があり、熱中症予防スポットに入りずらい。
   ・冷水機が利用できるとよい?
    →衛生面で不安。
   ・薬局などのお店にウォーターサーバーを置いてあると利用しやすい。

 

 (3)地域の見守り体制の強化について

 ①見守り団体の調査の報告
  町会、自治会、老人会、サロン、または小さなコミュニティなどで行っている見守りの活動の調査報告を行う。

 ②今後の展開について
  地域で見守り活動を行う団体等が、同地域で見守り活動を行う他団体等を知り、互いに連携することで、地域の見守り体制の強化に繋がるような仕組みを考えていきたい。取組案の1例の紹介を行う。

 ■意見交換(グループワーク)
  テーマ「見守り体制の強化に向けた取り組みについてのアイデア」
 「連携の場で各団体間の関係性高める工夫についてのアイデア」

 【グループ1】小川(正)、大井、大矢、小楠、君塚、小林、南谷、丸田
 【グループ2】石渡、井本、小川(智)、河西、清水、中村、門馬
 

 

 【グループ1】

  ○意見

  ・声かけをするメンバーが変わらないのではないか。
  ・全ての町内会で活動を行っているわけではない。活動の担い手がいない。
  ・今後、見守り活動団体の一覧をもっと追加していくのが先ではないか。
  ・マンションと戸建てで感覚が異なるのではないか。
   →マンションはマンション単位で活動が活発なところもある。
   →マンションの方が課題は増加している。
  ・地域の見守りとしては、まずは子どもからというところが多い。
   →今後は、高齢者にも目を向けてもらう。
  ○アイディア

  ・新たな人を巻き込みたい。
  ・より身近な人に知ってほしい。
  ・見守り協定先を増やす。
  ・まず連携の場を一度開催してみて、必要なメンバーを追加してみてはどうか
  ・コミュニティが形成されているマンションからまず開催してみる。
  ・地域を知る機会があるといい→お祭り(楽しいこと)
  
 【グループ2】

  ○意見

  ・分野によって情報共有できるものとそうでないものがある。

  ・人を集めるためのスケジュール調整が大変。事務負担などやってみないとわからない。
  ・現在、民生委員が様々な役割を担っている。民生委員から包括への連絡ルートができたが、包括で夜間までの対応は困難。
   →民生委員同士でも対応等の相談はしている。
  ・個人情報の扱いは悩んでいるところが多い。
  ・岩戸町会は回覧の量が多く、読まない人も多い。要約してダイジェスト版を作るという工夫はすごい。
  ・はとの会のように定期的に連絡が入るのは助かる。

  ○アイディア

  ・地図に落とし込む作業を一緒にするマップ作り。
  ・実際に行っている活動をお互いに発表する。
  ・犬の散歩をしている人からの情報が民生委員へ届く仕組み等、組織化した何かではなく、市民が行っている活動のほうが可能性は大きく広まるのではないか。

 

以上 (文責:狛江市社会福祉協議会 丸田 園子)