1 日時 平成30年11月16日(金曜日) 午後2時~3時50分
2 場所 市議会第一委員会室
3 出席者

 古倉宗治、鈴木智治、岩崎照夫、木村 紘、金田清孝、佐藤英一、宮崎彰、上田敬生、出口貴啓、植木崇晴、遠藤慎二、関源次郎(代理)  

(事務局)上村係長、栗山主任、東山(道路交通課交通対策係)

4 欠席者   吉野 茂、村上明美、根本登喜子
5 議題

1 協議会について

2 委員及び事務局の自己紹介

3 会議及び会議録の取扱い

4 放置自転車の現状について

5 狛江市内の駐輪場の状況について

6 狛江市における課題

7 意見交換・要望等

8 次回の開催予定

6 提出資料 資料1   狛江市自転車等の放置防止等に関する条例

      狛江市自転車等の放置防止等に関する条例施行規則

別紙    狛江市自転車等駐車対策協議会委員名簿

資料2   放置禁止区域指定図

資料3   放置禁止区域内の放置自転車の撤去及び返還台数

資料4   3駅周辺の放置自転車の状況

資料5   駐輪施設位置図

資料6     駐輪施設の利用状況

資料7   3駅の自転車等の乗入状況と放置台数の推移

別紙    平成30年度狛江市後期基本計画の指標等に係る市民アンケート

      調査報告書

追加資料  今後の工程表(予定)
7 会議の結果

【事務局】

 皆様、本日は大変お忙しいところ、狛江市自転車等駐車対策協議会にご出席いただき、誠にありがとうございます。

 本日は会長が決まるまでの間、事務局で進行を努めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 なお、本協議会は狛江市自転車等の放置防止等の条例施行規則第7条に基づき、委員の過半数の出席により成立したことを報告します。

 

次第1 協議会について

 審議内容といたしましては、資料1の狛江市自転車等の放置防止等に関する条例施行規則に示してある通りです。委員の構成としては、別紙のとおり総勢15名となっています。

委嘱状の交付について、本来ならば委員の皆様お一人おひとりにお渡しするべきところですが、時間の関係もございますので、皆様の前に、委嘱状を置かせていただいております。なお、代表の委員様には、古倉委員をお願いしたいと存じます。それではよろしくお願い致します。

     (都市建設部長から古倉委員に委嘱状の交付)

 

 それでは、ここで都市建設部長の小俣からご挨拶を申し上げます。

 

【都市建設部長】

 皆さまこんにちは。本日はお忙しい中、協議会にご出席いただきありがとうございます。また、日頃から狛江市における交通安全の向上や自転車関連施策にご理解、ご協力いただき、重ねてお礼申し上げます。

 本日は「狛江市自転車等駐車対策協議会」となりますが、本協議会では、自転車の利用、駐輪、放置等の状況及び分析が主たる議題になります。特に放置禁止区域の改定について委員の皆様にご議論いただくことになるのではないかと考えているところであります。

 なお、国では昨年5月に自転車活用推進法が施行され、本年6月には、計画期間を2020年度までとした自転車活用推進計画が公表されました。また、地方自治体にも地域の実情に応じた計画の策定や、その実施が求められているところであります。

 つきましては、この計画の目標の1つである地域の駐輪ニーズに応じた駐輪場の整備推進を考慮しながら、委員の皆様の忌憚の無いご意見等をいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 以上、簡単ではございますが、私からの挨拶とさせていただきます。

 

【事務局】

 ありがとうございました。都市建設部長におかれましては、このあと、他の公務が入っておりますので、ここで退席となります。

 

次第2 委員及び事務局の自己紹介について

【各委員、事務局の自己紹介】

 

次第3 会長・副会長の選出

【事務局】

 会長は、委員の互選となっております。どなたかご推薦願います。

 

【L委員】

 古倉委員を会長に推薦します。

 

【事務局】

 会長に古倉委員の推薦がありましたが、皆様いかがでしょうか。

(異議なしの声)

 異議がないようですので、会長を古倉委員に決定します。

 

【事務局】

 副会長は委員の互選となっておりますが、会長の指名とさせていただきたいと思いますがよろしいでしょうか。

(異議なしの声)

 

【事務局】

 会長からご指名をお願いします。

 

【会長】

 佐藤委員を副会長に推薦したいと思います。

(異議なしの声)

 

【事務局】

 会長、副会長をお受けいただきありがとうございます。

 

【会長】 

 次第3の会議及び会議録の取扱いについて、事務局から説明をお願いします。

 

【事務局】

 会議は原則公開とし、会議録も原則公開として内容は要点筆記で委員の承認を経たうえで正式決定とします。決定後は市ホームページ上に掲載させていただきます。

 このような形で会議を運営することでよろしいでしょうか。

(異議なしの声)

 

【会長】

 次第4から6を一括議題としたいと思います。よろしくお願いします。

 

【会長】 

 次第4 放置自転車の現状について事務局から説明をお願いします。

 

【事務局】

 資料2から4について説明。

 

【会長】

 次第5 狛江市内の駐輪場の現状について説明をお願いします。

 

【事務局】

 資料5から資料7について説明。

 

【会長】

 次第6 狛江市における課題について説明をお願いします。

 

【事務局】

 次回の協議会での審議する放置禁止区域の変更について説明。

 このほかに別紙市民アンケート調査報告書をもとに説明。

 

【会長】

 それでは説明が終わりましたので、皆さんから質問をいただきたいと思います。

 

【副会長】

 29年度の返還率が67パーセント程度ですが、自転車を引き取りに来ない理由は何か。

 

【事務局】

 防犯登録がされているものについては、警察に所有者情報を照会している。それをもとに通知をしているが、転居等により通知が届かなかったり、自転車の機能を有していないものや盗難にあった自転車が含まれているのではないかと考えている。

 

【会長】

 所有者が分からないということはあるかもしれない。防犯登録されていても取りに来ないこともある。防犯登録されている割合はどのくらいか。

 

【事務局】

 防犯登録されている割合はかなり高い。しかし、登録データが古いと所有者情報がないということがある。

 

【会長】

 副会長から質問があったように、返還率が低い理由が分析できれば、もう少し返還率を上げることができるかもしれない。ほかにご意見やご質問はありませんか。

 

【副会長】

 現状で駐輪場は、足りているのか。

 

【事務局】

 有料の駐輪場につきましては、小田急電鉄さんが経営されている駐輪場とそれ以外の民間の施設、それと道路(歩道)上に業者の資金で駐輪施設を設置し管理運営しているところがあるが、どこも満車という状況である。一時利用の駐輪場は空きがないという話を伺うことがある。

 

【副会長】

 私も地域でよくそうした話を聞く。駐輪場を確保できれば放置自転車も削減できるのではないかと思うが、しかし費用のかかることだから簡単にはいかない。何か良い方法があればと思う。

 

【会長】

 官民の駐輪場の利用率はどこを見れば分かるのか。

 

【事務局】

 資料の6を参照してください。無料の駐輪場2箇所が狛江市の管理で、他の施設は民間の駐輪場である。

 

【会長】

 千葉県千葉市では地方公共団体が設置し管理している公営駐輪場が多くある。埼玉県では民営の施設が多く公営の施設が少ない。首都圏であっても地域によって違いがある。狛江市は埼玉方式といえる。今までに駅前で駐輪場を設置しようという動きはなかったのか。

 

【事務局】

 ここ数年では、そうした議論はしていない。

 

【会長】

 民間で足りているという認識か。

 

【事務局】

 駅前には公共用地がないため、議論が進んでいなかったのが実状である。

 

【L委員】

 この自転車等駐車対策協議会の前身の会議体では、ここにあったほうが良いだろうということで候補地はあったが、市費を投じて設置したものはない。

 官民の駐輪場の役割として、市の管理している道路上に、駐輪施設業者に占用という形で駐車施設を設けているのが狛江駅北口、狛江駅南口第1・第2駐輪場が道路及び歩道上に設置されている。それ以外は純粋に民の施設として民が運営をしている。

 

【C委員】

 和泉多摩川高架下無料駐輪場はどこにあるか。

 

【事務局】

 世田谷通りの高架下に設置されている。駅から2から3分の距離で利用率は高い施設になる。

 

【C委員】

 利用率が111パーセントのときがあるが、理由は何かあるのか。

 

【事務局】

 平置きの施設でラックがないため、詰め詰めの状況で置いてある。カウントするときに収容台数を超えているときがある。

 

【会長】

 無料のため人気のある施設だと思う。川崎の溝口は500メートルくらい離れているが、そこでもギュウギュウ詰めという状況である。

 有料施設の料金はどのくらいか。

 

【事務局】

 月極で2000円弱。資料の5に一覧表がある。

 

【C委員】

 和泉多摩川駅は弊社でオダクル駐輪場を3箇所開設していて、資料では比較的稼働率は高いが、駐輪場を増やしていかなければいけないという中にあって、公設で無料の駐輪場を設置されていると、民業圧迫となりこれ以上民間で駐輪場を設置していくというのはなかなか難しい。有料にするという考えはないか。

 

【事務局】

 和泉多摩川高架下は東京都の土地に市が占用許可を受けて開設している。このため有料の駐輪場を設置することは難しい。

 

【会長】

 国交省が実施している全国放置自転車の調査で、全国の駐輪場の平均利用率を見ると6割前後であったと思う。6割を超えていれば利用されているという事だと思うが、今までに駐輪場利用の需要予測調査をしてきているか。

 

【事務局】

 これまでは需要予測の調査は行っていない。

 

【L委員】 

 今後、議論をしていく上では、需要予測だとか現在の乗入台数や撤去台数の実態調査も必要かと思う。それと調査する時間帯もあると考える。そのあたりをこの会議の中で本当に駐輪場が必要なのか、いろいろな意見もあると思うが、公的な役割として作るのか、原因者(自転車利用者)が使用する施設の管理者にお願いをするのか、あるいは考え方を変えて自転車からバス利用に変えようという考え方を整理した中で、本当に駐輪場が必要なのかを考えて行きたい。また、こうした調査が必要との意見も皆さんからいただくようにお願いしたいと考えている。

 

【会長】

 このようなことをしたら良いということを議論してほしいということでよろしいか。

話を整理したいが、時間帯によって需要が違うという話だが、ひとつ大きいのは買い物という日常用なものと通勤通学用のものとでは駐輪時間も違うので、それぞれ分けて考える必要がある。例えば大きな集客施設がある場合は自転車法を建前とすると施設側が駐輪施設の整備をするという事がある。また、不特定多数の目的のわからない、あるいは通勤通学で駅を使う方々については公共団体を含めて全体で進めていくという事がある。民間で用意していただける分については民間で用意をしていただき、足らないところは公共団体で補っていくということだと思う。需要構造(目的・駐輪時間)が分かると役割分担が見えてくる。このようなことを調べることで見直しをしていくことが正攻法ではないか。

 今日は最初ですので、皆さんからご意見や感想、質問などを伺いたい。

 

【G委員】

 撤去された放置自転車を保管返還場所まで、岩戸の方から取りに行くのは不便である。古くなった自転車であれば3000円の手数料を支払ってまで引き取る人は少ないのではないか。撤去した自転車の保管所を北と南に分散することはできないか。

 

【会長】

 引き取り場所は遠い場所にあるのか。

 

【L委員】

 市内の北部で西野川という地域にある。

 

【会長】

 賃借料が安いところなのか。

 

【L委員】

 もともと小学校の跡地で、市の所有する土地である。

  

【会長】

 先ほどの意見は、保管場所を南北に分けて、取りに行きやすいようにしてほしいという事だが可能なのか。

 

【L委員】

 撤去したエリアで撤去自転車の保管場所がどちらという事が周知できるのかという点と、市域面積が広くはないという事もあるので、費用対効果などその点を含めての話かと思う。

 

【会長】

 懲罰的なことで不便な場所にあるというところもあるし、賃借料が高いから中心地から外れたところに保管所があるなど、いろいろな事情があると思う。いずれにしても返還率を高めるような広報や啓発を含めて場所についても検討課題かもしれない。

 

【L委員】

 返還が容易にできる場所にしてしまうと、撤去台数が増えてしまうことも考えられる。

 

【会長】

 杉並区の例では手数料が5000円で、撤去1台にかかる費用がそれくらいかかるようである。それくらい徴収した方がよいという議論もあるが、手数料が高すぎると取りに来ないという事で難しい問題である。したがって、広報啓発が大事になってくるのではないか。

 

【I委員】

 役所の前の商店街ですが、歩道があり買い物に来た人がその時間だけ止めて、放置というものは目にすることはない。過去に家族が使っていた自転車が盗難に遭い、警察署まで取りに行った。

 

【L委員】

 放置禁止区域外であっても警告をして数日間経てば撤去をしている。

 

【J委員】

 南口の商店街の方は買い物で長時間放置する人はいない。ただ、ドラッグストアがある駅前は幅員が狭く、店先に自転車を止められると通行の支障になっていることを聞くことがある。ほかの場所でもお店の前に自転車を止めてしまうという事はある。

 

【会長】

 買い物客用のまとまった駐輪場というのはないのか。

 

【L委員】

 買い物客を対象にしたものはない。

 

【会長】

 きれいなまちづくりの為にも、そうした需要に対応していくことが必要である。

 

【K委員】

 南口の駐輪場はいつもいっぱいで、コンビニやドラッグストアの前あたりに駐輪されているのはよく目にしている。南口の駐輪場の需要が多いのではないかと感じている。

 

【会長】

 J委員の意見と重なるという事で、今後はそうした需要にどう対応するかを検討することになると思う。

 

【M委員】

 日頃、生活していて感じることだが、駅周辺には駐輪場もいっぱいあって放置は見ないと思っていたが、29年度で699台もあることに驚いている。

 

【会長】

 撤去は警告札を貼ったあと何時間かたったものを撤去するということか。

 

【事務局】

 そのとおりです。

 

【会長】

 すると買い物客は長時間の放置でなければ対象にならない。通勤通学という事なのか。

 

【事務局】

 午前中から札付けを実施している。午後も定期的に見回りをして放置されている自転車については札付けをして、30分を経過したものについては撤去日に撤去をするという流れである。

 

【会長】

 駅前を見たときは、放置のない駅前だと感じたが、長時間止めている方がいるという事に少しびっくりした。

 

【F委員】

 放置自転車の定義がよくわからないので説明をいただきたい。

 

【事務局】

 当該自転車やバイクから離れて直ちに移動ができない状態のものを放置としている。

 

【会長】

 資料の1の第2条の(3)に定義について書かれている。全国的にも同様の条例がある。しかし全部を撤去することはできないから、警告をして、ある程度の時間が経過した見過ごせない放置自転車を撤去するという事である。

 

【F委員】

 先ほど、話もあったが、置く場所があれば放置はしない。そこが整備されていないから放置が起きているのではないかと思う。アンケートに駐輪場を増やしてほしいとあった。私の家から駅まで15分程度歩かなければならない。駅まで行って置けなければ放置はしたくはないので、そのリスクを考えると自転車は使えない。どれくらいの需要があるかはそうした見えない人、出てこない人、置き場があれば使いたい人がいる。しかし置き場がないから仕方なく歩くしかない。バスも私が使う時間帯には存在しないので歩くしかない。そうした状況があるので駐輪場が増えると嬉しい。ぜひその方向で検討をしてほしい。

 

【会長】

 私が武蔵境と多摩センターで調査した時に、放置している人は割と近くから来ている人が多いという結果が出ている。遠くから来ている人が駐輪場を利用している人が多いというのが一般的な見方である。これは駅によっても違いがあるが、結局、近くから来ている人は、ちょっと置いて短時間で帰っていく人が多い。遠くから来ている人は決まった止める場所がある(月極で駐輪場を契約されて)のでそうした結果になっているのだと思う。ただ、聞いてみると放置自転車は500メートル以下という人が結構いる。2~3割ぐらいである。500メートル以下で駐輪場を利用しているという人はあまりおらず、800メートルから1キロメートルぐらい以上の人が多い。近い人は自宅を出て駅から少し離れた駐輪場に止めて駅まで来る時間と、自宅を出て歩いて駅まで来る時間はほぼ変わらないという事がある。ですから近い方は駐輪場を利用せず歩いてもらう。自宅から15分という方が必要としているのだから、必要な方に空けておくという広報啓発が必要ではないか。ハード(駐輪場)を作るというのは簡単だが、お金がかかることだから、本当に必要な人に自転車に乗ってきてもらって、近い人には歩いて来てもらうという合わせ技で、駐輪場をスリム化するという話もある。武蔵溝ノ口で調査した時もどこそこの何丁目から来たかを問うアンケートを実施した。その結果自転車を必要としているか否かを振り分けることができる。しっかりとした調査をすれば先ほどのような問題点はなくなると思う。

 

【D委員】

 資料のデータや狛江駅を降りてみて、祖師谷に比べて放置自転車がそんなにない印象を持った。今の時点での放置自転車の問題点は何かという事と、放置の問題があるから放置禁止区域を拡大するという事であれば分かるが、何もないのであれば禁止区域を広げる必要はないのではないかと感じた。この会議で最終的に何を目指すのかわからない。放置自転車をゼロにすることなのか、狛江市民の方たちの住みよいまちづくりなのか、ゴールを決めていかなければ会議が無駄になってしまうのではないか。

 

【事務局】

 今、放置自転車の何が問題なのかという点については、確かに午前中の撤去を実施しても1から2台という状況であり、通勤通学の方はほぼ月極の駐輪場を利用していただいていると思う。問題なのは午後からで駅周辺で買い物をされる方が路上などに放置をされる傾向が強いと思っている。現状としてこうした方々の自転車を止めるところがないことが課題ではないかと考えている。

 

【D委員】

 午後の放置数はどれくらいあるか。

 

【事務局】

 月に1度の調査では、午後2時ぐらいの時点で狛江駅では60台ほどの放置が見られる。

 

【D委員】

 狛江市では現在、放置対策として人を配置しているが、それでも見切れないという状況なのか。

 

【事務局】

 見切れないという事ではなく、駐輪できない、空きがないというクレームがある。少し離れたところに空きがあってもそこまで行って止めるという方は少ない。

 また、駐輪場が足りていないという事はよく聞くので、もう少し駐輪場を増やすという事を考えている。どの程度必要かという事は把握出来ていないので今後調査が必要と考えている。

 

【会長】

 最初の説明では放置禁止区域で漏れているところがあるので修正が必要とあるが、その議論も進めていくこととして、なぜ放置がいけないのかを説明できるようにしておかないといけない。よく言われるのが景観の問題で駅前はその街の顔であり、そこに自転車がいっぱいあるというのはその街の体面にかかわってしまう。さらに歩道だが歩行者の通行妨害や視覚障がいを持った方や車いすの方が通れないなどがあったりするので、支障がないようのしてもらわないと困るという意見もある。さらに消防や救急車が通りにくいこともあったりするので、理論構成をしっかりしておくことが大切である。それとゴールの話ですが、まず放置禁止区域を決めたうえで、買い物客の放置のことがあったが、どういう需要構造があるのかをはっきりさせて議論ができればと考えている。

 

【C委員】

 世田谷区の事例を紹介すると、放置禁止区域をこうした会議で諮るという事をしている。世田谷区は放置自転車を即時撤去していて、撤去をしているその脇にすぐに路駐するという事があるために、その対応として駐輪場を増やすことをしている。ですから放置禁止区域を広げるのであれば止めやすい駐輪場を整備していくのが筋なのではないかと思う。

 

【会長】

 今回の議論は禁止区域を大幅に広げるかという事があるので、今、ご紹介のあった話は一つのやり方だと思う。

 

【L委員】

 放置禁止区域の設定ですが、放置自転車のピークが7000台近くあった時代から今は700台程度までになってきた。ピークの時は放置が社会問題化していた時代から今ではそれほど財政を圧迫するほどの課題になっていない時代になってきた。放置禁止区域のエリアの変更は、道路形態が変わってきているという事から修正するところもあり、社会情勢の変化もあるので区域を縮小していくという事も議論していただきたい。

 

【会長】

 全国では放置が100万台あったが今では4万台というように少なくなってきている。自転車を利用する人が自覚をもってきているのと駐輪場の整備が進んだことで放置が減少した。

 

【L委員】

 利用者の人たちが自覚を持ってきたという事が、区域を縮小する前提である。

 

【会長】

 駐輪需要はあまり変化していないのか。7000台あったものが700台になったから6000台ほどが駐輪できるようになったのか。

 

【L委員】

 駅周辺で6000台弱が駐輪できるようになった。

 

【会長】

 それだけキャパが増えてきたというのも事実だから、禁止区域の規模縮小という議論も出来るかもしれない。

 

【B委員】

 私も調布市の自転車の会議に出席させてもらっている。そこでも実態調査を実施していて、自転車を止める人へのアンケート調査では行先とか止める目的、駐輪場の利用料金がいくらであれば止めるか、駐車時間はどれくらいか、どういうところに駐輪場があったら良いのか、利用者は学生か社会人かということ、こうした調査ができれば今後の見直しの資料になるのではないかと思う。

 

【会長】

 アンケートの聞き方にもいろいろあって、月極2000円だと200メートルが限界地であるとか、いわゆる金額と距離や屋根付きか否か、あるいはどういう方が利用されているのか、そういう調査によって出てきた結果で、きめ細かく対応するという事だと思う。

 

【副会長】

 資料3を見ると10年位前だと8倍強の撤去自転車があった。28年度と29年度で比べても200台ぐらい減っている。この状態で減っていけばそれほど心配しなくてもよいのではないか。また、夕方の買い物客の自転車が多いという事であれば事業者の方に協力をお願いして、自転車を路上に止めないように話してもらうなど、啓蒙啓発に努めればだいぶ穏やかに落ち着いていくのではないか。

 

【I委員】

 資料を見ていて思うことは不景気が関係しているのではないか。市役所前に自転車屋さんがあるが、調布と狛江の自転車業組合の数も減少してきている。それ以外の小売業も苦戦している状況があるからこの様に台数が減ってきているのではないか。

 

【L委員】

 他の自治体との自転車を担当する会議でも放置自転車の台数は減少の傾向である。

 

【会長】

 いろいろな原因はあると思う。例えば国勢調査で前回と前々回の調査では通勤通学で駅まで来る人、また逆の場合もあるがそのような人の数が200万人あったのが170万人に減っている。生産年齢人口の減少等で通勤通学で使っている人は全国的にはそうした傾向がある。それと経済の落ち込みもあると思うし、行政の努力もあって学習効果で放置すれば撤去されるという事もあると思う。ただ注意する人がいなくなったり、撤去をやめてしまうと放置が増えるという事も考えられる。

 今日の会議は皆さんの共通の認識として、どういう方がどういう理由で止めているのか、それに沿った対策が必要である。それとこの会議で審議すべき放置禁止区域の変更についても、この先を見据えて検討をしていかなければいけない。

 続いて次第の8、次回の予定について事務局から説明をお願いします。

 

【事務局】

 次回の予定につきましては、追加の資料を配布させていただいております。平成30年度は今回の11月に会議を実施して、その後、本日頂いた課題等を整理することを踏まえて、来年の4月下旬と9月に会議の開催をする予定で考えております。

(了解の声あり)

 

【会長】

 以上で第一回自転車等駐車対策協議会を終了します。