第1回狛江市緑の基本計画改定検討委員会(平成30年9月10日会議録要旨)
1 日時 |
平成30年9月10日(月曜日)午前10時~11時15分 |
2 場所 | 502・503会議室 |
3 出席者 |
委員長 宮林 茂幸 |
4 欠席者 | 下嶋 聖 荒井 悟 |
5 議題 |
1 委嘱状伝達 |
6 資料 |
資料1 狛江市緑の基本計画改定検討委員会の設置及び運営に関する規則 |
7 会議の結果 | |
(1)委嘱状伝達
(2)委員自己紹介、事務局紹介
(3)委員長・副委員長の選出 ○委員の互選により、宮林茂幸委員が委員長に、下嶋聖委員が副委員長に選出された。
(4)市長挨拶・依頼 ○市長より宮林委員長に依頼状を交付した。
(5)委員会の進め方について ○事務局 資料3、4について説明 ○委員長 委員会については原則公開とし、傍聴人については資料4に基づき取り扱うこととする。傍聴人の入室については、毎回会議の冒頭で委員会に諮り決定する。議事録については、原則公開とし、内容については要点筆記として、委員の確認を経たうえで正式決定とする。決定後は、市ホームページ上「会議録の広場」にて公表する。以上の内容で承認としたい。
(6)緑の基本計画の改定について ○事務局 資料5-1、5-2について説明 ○委員長 農地が緑地に含まれたことと、都市公園の管理に触れていることが主な変更点であると説明があった。前回の計画から農地保全については触れているので、それを踏襲しながら考えていく。計画の目標年次は平成44年度(2032年度)であり、計画期間が平成32年度(2020年度)から平成41年度(2029年度)までの10年間と考えると、平成41年度の後の3年間については検討をする必要があると思う。 ○委員 資料5-2の調査はいつ実施したものか。 ○事務局 平成30年5月21日に航空写真を撮影し、分析をしたものである。 ○委員長 調査時期を記載したほうがよい。 ○委員 資料5-1の6ページ「計画の目標年次と期間」について、前回改定時に平成44年度(2032年度)を目標年次にしたのはなぜか。 ○委員長 前計画の計画期間が20年間だったため、前回改定時にどの程度緑が減るか推計をして、平成44年度(2032年度)あたりで区切りをつけてはどうかという議論をしたからである。今回の改定では、上位計画の計画期間との関係が変わってきているので、改めて10年先までの計画とするのがよいのではないかどうか。みなさん、よろしければ10年間を見据えるということにしたいと思う。 ○委員 年号の表記について、平成でなくなるが今後はどのように表記するのか。 ○委員長 最近では西暦のほうがわかりやすくなってきている。西暦と和暦の表記を逆転して、括弧書きで「平成」を入れたほうがよいのではないか。他の計画や条例、庁議との関係があるため、全体を直す必要があると思う。事務局で確認してほしい。 ○事務局 現時点では、新しい年号が決まるまで西暦と和暦を併記している。市としての表記の仕方もあるので確認し、その表記の仕方をしたい。 ○委員 先ほど、計画期間を平成41年度(2029年度)までにして、そこに目標年次をあわせるという方向性を示されたが、市の他の計画と合わないと改定のたびに不都合だと思う。基本計画や他の計画では期間設定をどのようにしているのか。 ○事務局 今回の資料では、市の他の計画に沿って、計画期間を10年間と示している。狛江市基本構想・基本計画などほとんどの上位計画は、平成32年度(2020年度)で計画期間が切れることになっている。今回、市で計画を10年間で区切るという方針が出されたため、本来緑の基本計画は7年間で改定していたところを、10年間に延ばして新たな方向性に合わせている。しかし、今回の改定で計画期間が平成41年度(2029年度)までとなり、目標年次の平成44年度(2032年度)と少し誤差ができるため、扱いについては今後会議の中で検討していただきたい。
(7)現行計画の進捗状況について ○事務局 資料6について説明 ○委員長 前回の改定ではワークショップも行ったが、最近は、なかなかボランティアに若い人の参入が無く、低迷しているところが少なくない。この状況については、今後の検討において、市民参加の具体化の中で議論を進めたい。 ○委員 28ページの市民農園・体験農園について、南部に体験農園がないと記載してあるが、新しく一箇所できたと認識している。 ○事務局 担当課に確認して記載したが、改めて確認する。
(8)アンケート調査の実施について ○事務局 資料7-1、7-2、7-3、7-4について説明 ○委員長 前回の回収率はどのくらいだったのか。 ○事務局 38.2%である。小中学生向けは学校で実施し、小学生は6割、中学生は9割の回答が得られた。小学校の回答率が6割なのは、それぞれの学校でアンケートの配布・回収方法が違ったからである。 ○委員長 地区別、年齢別の分析があるので、できるだけたくさんの方から意見をいただきたい。資料7-2で新しく入った設問は、公園に対する意識や取組み、管理・運営に関することである。先日台風があったため、「大きな木が災害時に倒れそうで怖い」という意見があるかもしれない。また、資料7-3、7-4の小中学生向けアンケートについては生物多様性の設問が入っている。 ○委員 市では「こまえ生きもの探検隊」のイベントをやっているが、そのような環境イベントに参加し、自然学習の機会が多い子どもと少ない子どもで、何か違いがあるかどうかに関心がある。 ○委員長 環境イベントに参加している子どもとしていない子どもでは、意識に違いがあるかもしれない。自然学習の機会をつくることで、関心が高まることも考えられる。活動をしたことがあるものを選ぶ設問で、生きもの探しの他に何があげられるか。 ○委員 水辺の楽校がある。 ○事務局 ほかにも、野川や多摩川で自然体験型の調査会を行っている。 ○委員長 アンケートはすでに印刷が終わってしまっているのか。 ○事務局 これからご意見をいただいた上で修正をする予定である。 ○委員長 市民向けアンケートにも、ボランティアに参加したことがあるか、体験農園に参加したことがあるか、など現在の活動を聞く質問を入れてはどうか。 ○委員長 本日、アンケート内容について意見を出し、決定することは難しいと思う。今後、アンケートについて意見があれば、会議後事務局まで出していただき、事務局は整理・調整の上、アンケート案の作成をしていただきたい。 ○事務局 わかった。意見がある場合、9月20日までに事務局に連絡をいただきたい。期限の都合もあるため、意見については今いただいたものも含め、委員長と事務局で協議を行い、アンケート内容を決定させていただく進め方にしたいがよろしいか。 ○委員長 それでは、委員は9月20日までに事務局まで意見を出していただき、その後の意見のまとめ及びアンケート内容の決定については私と事務局に一任させていただくことでよろしいか。
<異議なし>
○委員長 では、皆さん9月20日までに事務局まで意見をお願いいたします。
(9)その他 ○事務局 次回の検討委員会は11月7日午後2時から開催する。場所は改めて文書でご案内させていただく。次回は市内の主な緑を実際に見に行く予定である。 ○委員長 行く場所については、緑被の多い場所、少ない場所など対照的な場所を選んでいただきたい。 ○委員 視察はどのようにまわるのか。 ○事務局 場所にもよるが、事務局で車を用意し、巡回したいと考えている。 ○委員長 1時間半ほど視察する予定か。 ○事務局 場所にもよるが、1時間半あれば5箇所ほど見られると思う。皆さんに見ていただき、市内の緑について考えていただきたい。 ○委員長 それでは、本日は以上で閉会とする。 |
狛江市緑の基本計画改定検討委員会
役 職 | 選出の区分 | 氏 名 |
委員長 | 学識経験者 | 宮林 茂幸 |
副委員長 | 学識経験者 | 下嶋 聖 |
委員 | 緑の保全に関する関係者 | 髙木 生一 |
委員 | 農業従事者 | 荒井 悟 |
委員 | 市民委員 | 加古 厚志 |
委員 | 市民委員 | 池座 俊子 |
委員 | 市民委員 | 中村 麻子 |
委員 | 市職員 | 清水 明 |