1 日時

平成29年11月20日(月曜日)午後6時~7時10分

2 場所 防災センター402・403会議室
3 出席者

委員 石渡 典子、井本 宏明、石井 康一(小楠委員代理)、大井 剛、大矢 美枝子、河西 信美、君塚 啓子、紺野 美幸、鈴木 沙英子、清水 信之、竹中 石根、

中山 友子、藤嶋 勲、浅見 文恵

事務局 狛江市福祉保健部高齢障がい課 森 旦憲、西 村夕希子

    狛江市社会福祉協議会 鈴木 千冬

4 欠席者 委員 小川 正美、小林 恵太 、小林 三枝     
5 資料

資料1 取組みを進める地域課題とグループワークの概要 [496KB pdfファイル] 

資料2 地域課題検討会議課題シート (個人が特定される可能性がある内容のため添付しません。)

その他 地域課題検討会議ワークシート [54KB pdfファイル] 

6 会議概要

(1)報告事項

 事務局よりこれまでの地域課題検討会議を受け、清掃等の助成とゴミ出し支援のための予算要求について報告。

 

(2)支援を必要とする高齢者・リスクが高い高齢者を早期に発見する仕組みづくりについて(グループワーク)

① 事務局より取り上げる地域課題についての説明

② 3グループにてグループワーク(15分程度)

③ 発表(グループごとに出た意見を発表し、ホワイトボードにまとめた。)

以下、発表で出た意見

【行政以外の主体が行えること】

○どのような主体が、早期に異変・リスク高に気づくことができるか。どのような状況を異変・リスク高とみなすか。

近所からのクレーム(におい、ゴミ出し)

身なりや同じ場所ばかり掃除している行為など

認知症が疑われるようなATMの操作ができない場合の銀行からの連絡

コンビニエンスストアからの情報

町会の回覧板が滞ること

集まりなどにいつもいるはずの人がいない、来ないこと

町会等の加入者の異変に仲間が気づくこと

医師からの情報

医療機関で受診予約をしていても受診しに来ないこと

 

○取組みを進めるにあたって気を付けるべきこと、仕組みを形骸化させない工夫等

  • 命を守る個人情報のあり方を考える
  • 町会の強み(災害時など)をアピールし、転入者等新規加入者を増やす
  • 地域包括支援センター(以下「包括」という。)の周知
    コンビニエンスストアの情報を有効にする
    コンビニエンスストアを利用した包括の周知(掲示等)
    包括の名称の工夫(もっと浸透しやすいように、親しみのあるような名称に)
    こまバスで包括の周知
  •  民生委員の全戸訪問の工夫が必要
    対象を絞り、リスクの高い方を早く訪問できるようにする。現在は全戸訪問がとても大変でリスクの高い方に辿り着くまでに期間を要する。
  • 通報する勇気を後押し出来るようにする。マニュアルの作成など
  • 例)調布のみまもっと シール、ステッカーで周知していて目立つし、わかりやすい
  • 学生の活用。ボランティアを単位として認めている自治体も。

 

○みなさんが所属する機関・団体で協力できること(していることも含む)

  • 連絡を待つだけでなくコンビニエンスストアなどへ包括からもアプローチをして情報を収集する。
  • ゆるやかなグループをつくって互いに見守る仲間を増やす。
  • 狛江団地
    こまホットシルバーが活躍している。みまもり隊を結成(現在82名)し、見守りポイントに気をつけながら見守りを実施。182階段すべてに一人配置できることが理想。
    通報件数が増加し、昨年の3倍に。安否確認は3月に集中し、25件の実績(うち、死亡12件)。見守り隊の一員となるように見守られる本人たちも周りを気にする仕組みづくりをしている。

 

 【行政が行えること】

  • 「見守りスポット」を作って包括へつなぐ中継点とする。熱中症予防スポットの年中版をイメージ。包括への通報が場所・周知の面でハードルがあるため、身近なところを通報先にし、相談・通報しやすくする仕組みをつくる。