1  日時  平成26年10月29日(水曜日)午後7時~8時40分
2  場所  防災センター303会議室
3  出席者

委員 奥村隆一 菊池正明 小池喜代子 西山偕子 野本留美子 松坂雄一 小川啓二(政策室長) 小川みゆき(子育て支援課長) 細谷俊太郎(指導室統括指導主事)

事務局 政策室協働調整担当 吉田雅子 鈴木知子

傍聴者 なし

4  欠席者   委員 平野竜智
5 議題
  1. 開会
    前回会議録の確認
  2. 平成25年度狛江市男女共同参画推進計画推進状況報告書について
  3. 今後の予定について
  4. 男女共同参画推進計画改訂案について
  5. 男女共同参画推進フォーラムについて
  6. その他
6 提出資料
  • 第2回狛江市男女共同参画推進計画改訂委員会会議録
  • 平成25年度狛江市男女共同参画推進計画推進状況報告書
  • 資料1 狛江市男女共同参画推進計画(骨子案)
  • 資料2 計画の基本理念について(検討用資料)
  • 資料3 重点テーマの目標指標一覧(検討用資料)
  • 資料4 事業一覧
  • 男女共同参画推進フォーラムチラシ
7 会議の結果

  1.開会

-配布資料の説明-

 

・前回会議録の確認

-了承-

 

2.平成25年度狛江市男女共同参画推進計画推進状況報告書について

-平成25年度狛江市男女共同参画推進計画推進状況報告書に基づき、事務局から説明-

・狛江市男女共同参画推進計画庁内推進本部及び庁内推進会議において毎年度作成しているもので、平成25年度の報告書がまとまったので、報告する。

・各事業の評価、今後の事業計画方針を今回の計画改訂に反映させていく。

・庁内推進本部からの計画改訂についての意見を報告

(1)重点テーマの位置づけをわかりやすくすること。

(2)どのような課題も突き詰めていくと男女共同参画社会の実現に関わることだが、本計画に載せるべき事業かどうか判断しながら事業整理を行っていくこと。

 

(奥村委員長)各事業について、「継続・検討・廃止」とあるが、「新規」はないのか。

(鈴木主任)現計画の事業についての今後の方針なので、「新規」はない。

(小川啓二委員)この方針を基に、新規事業の提案も含め事業の検討をしていく。

 

3.今後の予定について

-次第に基づき、事務局から説明-

 

(奥村委員長)第5回2月の最後の委員会は事務局から計画の最終案の報告となるので、委員会としての審議は実質本日と次回第4回のみとなる。2回の委員会の中で多くの意見をいただきたい。

 

4.男女共同参画推進計画改訂案について

-資料1、資料2に基づき、事務局から説明-

・委員会での意見を事務局で改訂案に盛り込んでまとめていくので、幅広く自由に意見を言っていただきたい。

・骨子案の前回からの変更点

 →狛江市の世帯類型の構成を追加。「単独世帯」と「核家族世帯」が圧倒的に多い。(P.5)

 →介護についての現状を追加。(P.7)

 →社会全体としての男女の地位の平等感について追加。(P.9)

 →重点テーマに該当する施策に印。(P.13)

 

(奥村委員長)「Ⅰ総論」について、計画の前段の部分なのでボリューム的には適切ではないか。あまり長すぎてもよくない。

(鈴木主任)11月14日(金曜日)までと期限を設定し、意見をいただきたいと考えている。本日の委員会での審議を終えて思い付いたこと等あれば、会議後でもメール等で意見をいただきたい。

(西山副委員長)資料1P.5の「世帯類型構成比」と「15歳以上の女性の労働力率」を追加し、わかりやすくなった。狛江の現状を知って計画を立てることが大切。

(奥村委員長)重点テーマと施策の位置付けについて前回議論になったが、事務局案としては施策の重点テーマの部分にわかりやすく印を付けたとのこと。(資料1P.13)シンプルに示されていてよいと思う。印のついた施策の下に位置づけられる各事業が重点的に行われるべきものということになる。

(菊池委員)印を目立たせるため、施策の番号の位置をそろえた方がよい。

(西山副委員長)この表を見て改めて、「DV防止」「ワーク・ライフ・バランス」「子育て・介護支援」の部分の施策はこれから重要な課題であると思った。

 65歳以上の割合は、市としては23.3%だが、市内の都営団地では53%とのこと。在宅の介護サービスの充実は必須の課題である。市内で、高齢者とその家族の相談窓口を新たに開設するということも聞いている。

(奥村委員長)現計画との大きな違いとして、「介護への支援」を重点テーマに加えたところであるが、そのような市内の状況からみてもよい判断だったと思う。

(菊池委員)P.14の改訂のポイントについて文言の修正

 →・防災分野への女性の参画の推進

  ・男性や若者に向けた男女共同参画の促進

  ・他自治体との広域連携における取組みの拡大

  ◇狛江市男女共同参画推進計画をさらに見やすくわかりやすい計画とします。

  ◇・・・近年叫ばれている介護の問題重点テーマに・・・

  ◇推進体制の強化と市民への周知について、○○○を新設します。

  ◇新たに重点テーマについて数値目標を設定し、進行管理を明確化します。

(奥村委員長)今のご意見を参考に事務局で修正していただきたい。文章の形にしてもよいかもしれない。

(菊池委員)「5 改訂のポイント」と一つの項目にせず、付録のような形で載せてはどうか。

(奥村委員長)改訂後の計画に載せるので過去形の方がよい。

 

(奥村委員長)計画の基本理念については、現計画の「ともに生きるこまえ21プラン」に当たるのか。

(鈴木主任)現計画では基本理念は計画P.11の5つの文言。「ともに生きる こまえ21プラン」は策定当時に市民から募集した計画の愛称。今回決める基本理念を現計画の愛称のように表紙に記載してもよいと思う。

(菊池委員)市で様々な計画がある中で、何の基本理念なのかがわかるように「男女共同参画社会」という言葉を入れた方がよいと思う。案の中から組み合わせて、「誰もが自分らしい生き方を選択できる男女共同参画社会をめざして」ではどうか。

(西山副委員長)言葉の終わりを「~社会の実現」ではなく、「~をめざして」「~をめざす」等とした方がやわらかいと思う。

(奥村委員長)「ともに支え合い」や「安心して暮らせる」という言葉はどちらかというと地域福祉計画等をイメージさせ、「誰もが自分らしい生き方を選択できる」という方が男女共同参画推進計画に合っているように感じる。市長が強調する全員参加型社会というメッセージも含まれていると思う。

 入れたいキーワードや組み合わせ等でもよいので、ご意見あるか。

(小川啓二委員)菊池委員のご意見が的を得ていてよいと思った。正解があるものではないので、各意見を踏まえて判断し決定するということになる。

(鈴木主任)皆さんからのご意見を踏まえ、事務局から提示し決定する。

 

-資料3に基づき、事務局から説明-

 

(奥村委員長)目標値の設定の仕方として、前回数値と現状値の推移から判断する方法と、他市の目標値を参考にする方法の両方により設定している。

(菊池委員)取り上げている指標は、庁内の中でも政策室の目標値になるのか。

(鈴木主任)庁内各部署が担当している各事業の成果がここに挙げた指標に影響してくるため、一つの部署の目標値ということではない。

(奥村委員長)狛江市全体としての目標値ということ。

(菊池委員)委員会としてこの数値が妥当か考えればよいということか。

(奥村委員長)そのとおり。実際に委員会として案を提示した後、市として担当課との調整の中で変わる可能性もある。

(鈴木主任)「市役所の男性職員の育児休業取得率」、「保育園の定員数」、「学童クラブの定員数」については、他計画も改訂中で数値が確定していないため、資料のように言葉で入れようと思うがどうか。

(奥村委員長)できれば具体的な数値が記載されている方がわかりやすい。可能な範囲で調整していただきたい。

 前回数値が入っているとわかりやすいが、記載することはできないのか。

(小川啓二委員)前回数値は載せるべきだと思う。流れがわかりやすくなる。

(奥村委員長)目標値の妥当性を判断するうえでもあるとよい。今空欄の部分もわかる範囲で記載するとよい。

(西山副委員長)目標値の設定については適切だと思う。

 

-資料4に基づき、事務局から説明-

・平成22~25年度の評価と今後の方針の欄を参考にしながら、改訂後の事業を考えていく。

・平成22年度は「C」が現状維持、平成23年度以降は「B」が現状維持と評価基準が変わったので注意していただきたい。

・現計画では同じ名前の事業がいくつもあるが、同じ事業名のものは一つにまとめた。

 

(奥村委員長)事業名が同じものを統合するというのは、見やすくてよいと思う。新規の事業として、介護や防災分野が挙げられているが、妥当だと思う。それ以外で新規事業の案等ご意見あればお願いしたい。

(小川啓二委員)「5 子育て・介護を支える環境の充実」の中の「男女平等理解のための職員研修の実施」が削除されているが、どうしてか。

(鈴木主任)「2 人権が尊重される社会の形成」の中で「男女共同参画理解のための職員研修を実施」とあるので、削除した。

(菊池委員)職員への教育や周知が不十分であれば、民間企業で実施しているシステム等を参考にし徹底していくことが大切。

(奥村委員長)職員研修は各課で1、2名となると思うので、全職員に計画の内容を理解してもらう工夫が必要。

 ポジティブアクションについての記載はあるか。

(鈴木主任)庁内における女性管理職の確保について記載がある。

(西山副委員長)市内で、家族介護者の相談窓口や集い等がある。家族介護者への支援という事業を新規で設定したのはよいこと。

(奥村委員長)最近男性の介護者も増えていて、男性介護者の集いを実施している自治体もある。そのような支援も今後重要になってくる。

(小池委員)老老介護で、孤立している高齢介護者もいる。

(西山副委員長)狛江では民生委員が各家庭を訪問し、状況を把握することもしている。

(小池委員)社会で支え合うまちづくりが大切。

 

5.男女共同参画推進フォーラムについて

-チラシに基づき、事務局から説明-

・フォーラムの初めに計画改訂の説明をし、質疑応答で意見があればそれも改訂案に反映していく。

・改訂委員の皆さんも出席お願いする。

 

(奥村委員長)委員の皆さんは市内でネットワークをお持ちなので、宣伝していただきたい。

 

6.その他

-事務局から説明-

・全体を通してご意見を11月14日(金曜日)までに事務局へ連絡いただきたい。

・意見をふまえて事務局でとりまとめ、フォーラムで出す骨子や12月に市長へ報告する素案を作成する。

・平成27年1月にはパブリックコメントと市として説明会を実施し、最終的な報告として最後2月に改訂委員会を開催する。

・次回は12月3日(水曜日)午後7時から。場所等は後日連絡する。