1 日時

令和元年10月2日(水曜日) 午後2時~3時

2 場所 狛江市防災センター301会議室
3 出席者

 

委員長    宮林 茂幸

副委員長   下嶋 聖

委 員    荒井 悟

       加古 厚志

       池座 俊子

       中村 麻子

       環境部長 清水 明

事務局    環境政策課長 植木 崇晴 

       環境政策課水と緑の係長 海老原 悠輔

       環境政策課水と緑の係主任 小野 将史

       環境政策課水と緑の係主事 谷野 龍慈

 

4 欠席者 髙木 生一
5 議題

1 狛江市緑の基本計画(中間報告案)

2 パブリックコメント及び市民説明会の実施について
3 その他
6 資料

資料1 狛江市緑の基本計画(中間報告案)

資料2 狛江市緑の基本計画(素案)に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施について

参考資料1 第6回緑の基本計画改定検討委員会の主なご意見

7 会議の結果

 (1)狛江市緑の基本計画(中間報告案)

○事務局

(資料1を説明)
○委員長   

 前回、議論になったものは修正が入っているとのことである。

○委 員   

 3ページ(2)計画に定める事項では6つの項目が書かれているが、唐突な感じがしたので、第3章、第4章などと、目次と連動して見やすくしたほうがよい。緑地率であるとか、緑視率というような言葉が多く出てくるので、それぞれの解説を入れた方がよい。46ページの緑被率の目標について、説明文の中に道路の緑化という文言が出てくるが、表3-5の中ではどの項目に入るのか。公共公益施設になるのか。公園と公共公益施設で11ha増加しており、その2つで増加する目標となっている。44ページの公有地の緑化目標では、道路で7.3ha増加させることとなっているため、道路の緑化は大切である。また、緑化基金の使い道について、しっかりと記載した方がよい。

○事務局  

 緑視率等の解説については、本計画の資料編として、用語解説を添付する予定である。

○委 員  

 用語集については、市民の皆様に読んでもらうためにも、今のうちから付けておいた方がよいと思う。

○事務局  

 パブリックコメント時には、用語集も付けるような形で調整したい。

○委員長  

 緑地率、緑視率については、四角で囲んで余白のあるところに説明を入れた方がよいと思う。3ページの計画に定める事項については、分かりやすくするために、縦列に並べて、該当する記載箇所を入れたらどうか。

○委 員  

 その通りである。この部分は分かりやすくするために、章立てにしておいた方がよい。

○事務局  

 了解した。

○委員長  

 緑化基金については、今まで議論してきたことであるが、いかがか。

○事務局  

 54ページの中で、緑化基金を活用した樹林地の保全と記載している。

○委 員  

 52ページにも公園緑地の購入を目的とした緑化基金の活用とある。市でも、国や都からの補助金を受けて実施するか、基金を活用するか、財源をどこにするかを選択している。補助金を使った方が有利になる時もある。自己財源なので、ここぞという時に使うということになる。

○委員長  

 緑化基金については、52、54ページに記載があるということでそのままといたしたい。

○委 員  

 道路の緑化の話があったと思うが、いかがか。事務局に質問であるが、緑化目標は44ページに道路の緑化目標が書いてあるが、46ページの緑被率になると、説明文の中に道路が含まれている。なぜ緑化目標と緑被率で書いている項目が違うのか背景が分かれば教えてほしい。

○事務局  

 44ページの公有地の緑化については、狛江市の緑の保全に関する条例施行規則のなかで公共施設の種類に応じた緑化目標を別表で定めている。その中の区分が道路、公園、学校、庁舎という形になっているため、同様に記載している。

○事務局  

 46ページの緑被率の目標については、現行の計画の記載に従って記載をしており、数値については、緑の実態調査を使用している。道路については、植栽地の公共公益施設に含まれる。御意見を踏まえて修正したい。

○副委員長 

 公共公益施設という言葉のカテゴリーが分かりにくいと思う。公園も公共公益施設であり、上位概念と下位概念の言葉が混ざってしまっている。公共公益施設をやめるか、公共公益施設に括弧書きで何を含むかを書くかのどちらかであると思う。

○事務局  

 文言は、緑の実態調査で集計したカテゴリー毎に記載をしている。副委員長の言っていた公共公益施設に何が含まれているかを記載したい。

○副委員長 

 公園と公共公益施設は、並列で別のものという扱いか。

○事務局  

 その通りである。

○委 員  

 緑の実態調査の内訳が間違っていたとしても、緑の基本計画で修正してもよいと思う。

○事務局 

 検討する。

○委員長  

 緑視率のところを明確にすることと、公共公益施設の扱い方と緑の実態調査との整合性を取ってほしい。

○委 員  

 43ページの緑地率の目標の内訳について、前回の緑の基本計画と比較して、用語の使い方や分類などが変わっているが、法改正に伴って変わったのか。次に、前回の緑の基本計画では、市民一人あたりの都市公園面積が15.39㎡と書いてあり、今回は1.61㎡となっているが、どのように算出しているのか教えていただきたい。

○事務局  

 1点目の質問の回答であるが、個々の言葉の分け方については、4ページに示している図で解説する。市等が土地の権利を持って公園などを作る施設緑地と、地域性緑地という法律で一部使い方の制限をかけて緑を守っていくという2つの緑地種別があり、今回作成するにあたって各種のガイドラインを参照し、一般的な分け方で改めている。2点目の質問の回答は、前回の都市公園面積の算出では、多摩川の部分が計画面積で算出していたので、実際の供用面積とは異なっており、実態に沿っていない数字で目標を掲げていた。そのため、今回は供用面積で算出をしている。

○委 員  

 緑地率の目標の内訳となっているが、緑地の実数の目標が並べられており、緑地率の目標の算出根拠などにした方がよいと思う。

○事務局  

 一番大きな目標は、42ページの緑地率になるが、その算出根拠として、43ページの表3-2として整理している。

○委員長  

 表3-2の題名を緑地率の目標の算出根拠とし、該当部分を太枠で囲むとしたらどうか。

○事務局  

 了解した。

○委 員  

 34ページの②公有地の緑化目標の説明文の中で、植栽管理の際の強剪定のため減少しているとあるが、言い訳のように聞こえる。航空写真を撮る季節によって、減少して見えるという現実があると思うので、もう少し上手い表現がないのか。また、①緑地率の目標の中で、公園の開設が進んだもののと書いてあるが、本当に進んでいるのか。38ページの説明文の中で、「市民一人一人の義務であり、責任です。」とあるが、一緒にやっていきましょうなどの表現にした方がよい。47ページの町丁別緑被率と緑被地の分布は、良い図であると思う。これを分析して、町会などに働きかけをしたり、市がこれから進める施策にこれを活用できるのではないかと思った。

○委員長  

 47ページの図については、今後施策を実行していく時に、重点的に行う箇所の特定など、今後様々なことに使えると思う。自分の住んでいるところはこのようになっているのかという自己評価につながると思う。

○委 員  

 インターネットで調べると、緑被率というのは、夏場に撮った航空写真を基にすると書いてある。夏場の航空写真をという情報が抜けている。

○委員長  

 夏場の写真であるということを入れてほしい。緑地率の概念は、議論が様々あった。緑地率の量だけで緑の大きさが分かるのか。そうではなく、緑被率や緑視率の概念が出てきた。植栽の強せん定の件は、植栽管理のため減少しているということでよいと思う。あと、38ページの説明文の中で、「市民一人一人の義務であり、責任です。」という文言についてはいかがか。

○委 員  

 前回の基本計画では、この文言は入っていないのか。

○事務局  

 入っている。前回は、「次世代に継承していくことが、私達の義務であり、責任です。」となっている。

○委 員  

 「私たち」の方がよい。

○委員長  

 そろそろ住民参加による時代がきている。それぞれの市民に意識を高揚してもらうことも重要である。「私たち」にすることとする。

○委 員  

 34ページの公園の件はいかがか。

○事務局  

 公園が増えているのは事実である。平成25年に計画が出来て以降、根川公園や児童遊園など6、7箇所以上増えているのは事実である。

○委 員  

 増えていることはいい事であると思うので、増えていることを書いておいた方がいいと思う。

○委 員  

 公園緑地の面積が分かれば、書いた方がよいと思う。

○委 員  

 52ページについて、生産緑地を都市計画公園に指定することとあるが、農地を公園に指定できるということか。

○事務局  

 まちづくり推進課でも都市計画マスタープランの改定を行う中で、生産緑地を公園にできるように網をかけることもできないかと検討している。

○委員長  

 生産緑地としての緑地の継続性が危ないようなところを公園として押さえるということである。

○委 員  

 12ページに、将来人口シミュレーションの図があるが、(移動2035年均衡)という文言の意味が分からない。

○事務局  

 この図を実際に作成したの政策室になるが、聞いた限りでは、出生率が今のままであれば、SimAになり、出生率が上昇すればSimBになる。

○委 員  

 切り貼りしているからこのようになっている。

○事務局  

 注釈を入れたいと思う。

○委員長  

 特に他に意見が無ければ、こちらの内容でパブリックコメントにかけたいと思う。今回指摘があった箇所については、委員長、副委員長に一任していただきたい。パブリックコメントはいつからか。

○事務局  

 市の手続きとしては、11月15日からパブリックコメントを開始する予定であり、その前に10月29日の庁議にかける予定である。

○委員長  

 それでは、持ち帰って何か意見があれば、10月15日までに事務局に言ってほしい。

 
 (2)パブリックコメント及び市民説明会の実施について
○事務局

(資料2を説明)

 

(3) その他
○事務局  

 次回の会議は1月中旬を予定している。周知用のポスターが出来上がったら委員の皆様に送付する。

○委員長  

 本日は以上で閉会とする