令和3年10月15日号5面(1328号)
糖尿病予防講演会「コロナにまけるな!ニューノーマル時代の糖尿病予防と今日からできる自己管理」
〔日程〕11月10日(水曜日)午前9時30分~11時30分
〔対象〕市内在住の方
〔定員〕先着30人(要予約)
〔講師〕片山隆司さん(かたやま内科クリニック院長)
〔会場・申し込み・問い合わせ〕健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181へ。
講演会「ウィズコロナの口腔ケア」
〔日程〕11月15日(月曜日)午後1時30分~3時
〔会場〕あいとぴあセンター
〔定員〕30人(要予約)
〔講師〕島野清二郎さん(しまの歯科医院院長)
※参加者に口腔ケアグッズをプレゼントします。
〔申し込み・問い合わせ〕健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181へ。
健康と衛生
教室
「うんどう教室」体力測定会
〔日程〕11月5日(金曜日)(要予約。予約時に利用時間を指定します)
〔会場〕上和泉地域センター
〔対象〕市内在住の65歳以上の方
〔内容〕シニア向け7項目の体力測定(身長・体重、握力、ファンクショナルリーチ、8の字歩行、連続立ち上がり動作、連続上腕屈伸、起立時間)
〔講師〕公益財団法人体力つくり指導協会
〔持ち物〕動きやすい服装・靴、タオル、飲み物
〔申し込み・問い合わせ〕高齢障がい課高齢者支援係へ。
健口講座「元気のもとはお口から」
〔日程〕11月18日(木曜日)、12月2日(木曜日)・16日(木曜日)(全3回)
〔時間〕午前10時~正午
〔会場〕中央公民館
〔対象〕市内在住の65歳以上の方
〔定員〕先着15人
〔内容〕講話、口腔ケア、健口体操
〔講師〕長谷川泰さん・島野清二郎さん(歯科医師)、歯科衛生士、原眞奈美さん(健康運動指導士)
〔申し込み・問い合わせ〕高齢障がい課高齢者支援係へ。
あいとぴあ地域包括支援センター
ポールウオーキング講習会
〔日程〕11月18日(木曜日)午前9時30分~正午
〔会場〕あいとぴあセンター
〔定員〕10人(多数抽選)
〔内容〕高齢者へのポールウオーキングの紹介、歩行測定、歩行練習
〔講師〕坪井直明さん(一般社団法人歩こう会)
〔持ち物〕飲み物、タオル
〔申し込み・問い合わせ〕10月25日(月曜日)までに、あいとぴあ地域包括支援センター 電話(5438)3565へ。
お知らせ
成人用肺炎球菌感染症ワクチンの予防接種自己負担額が変わります
10月1日接種分から、自己負担額が2,500円となりました。令和3年度接種対象の方には通知を送付しています。
〔問い合わせ〕健康推進課(あいとぴあセンター) 電話(3488)1181
オンライン認知症を考えるつどい~認知症になっても地域で安心して過ごすために~
YouTubeによる限定公開
〔日程〕10月30日(土曜日)~11月12日(金曜日)
- 認知症専門医による講演会(約40分)
〔講師〕矢野勝治さん(慈恵医大第三病院医師)
- 介護の困りごとに関する対処法の紹介・事業所紹介(約60分)
〔講師〕市内認知症対応型通所介護事業所職員
Zoomによるライブ配信
- 認知症サポーター養成講座
〔日程〕10月30日(土曜日)午後2時~3時30分
〔講師〕地域包括支援センターこまえ苑職員
〔定員〕先着60人
※申し込み後、テキストを送付します。
各回〔対象〕市内在住・在学・在勤の方
〔申し込み・問い合わせ〕10月25日(月曜日)までに、電子申請で高齢障がい課高齢者支援係へ。
令和3年秋の上手いもの市
〔日程〕10月19日(火曜日)・20日(水曜日)
〔時間〕午前11時~午後2時
〔会場〕狛江駅改札前催事スペース
〔内容〕食品や雑貨など、市内障がい者福祉施設の手作りの品が一堂にそろいます。売り上げは障がいのある方の社会参加や自立生活の一助になります。
〔問い合わせ〕狛江市障害者地域自立生活支援センター・サポート 電話(5438)3533
10月19日 | 10月20日 | |
---|---|---|
参加団体(販売品) |
|
|
今はむかし(その330)
狛江名産 枝豆
枝豆は大豆がまだ未熟で、さやが緑色のうちに収穫して食用にしたものである。昭和前期の狛江では、大豆は自家用の味噌や醤油を作る原料として植えたくらいで枝豆として販売していたかどうかは分からない。
昭和16年から米の配給制、翌年には家庭用蔬菜の登録制が始まって以後、20年に太平洋戦争が終わってしばらくの間は、米、麦、甘藷・馬鈴薯など芋類の統制が厳しく野菜の供出も課せられていたので、大豆や枝豆を作ることはできなかっただろう。
昭和24年、生鮮野菜の統制が撤廃され、まもなく芋類が主要食糧から外されて狛江村が野菜の本場としての本領を発揮できる時期が来た。昭和25年の第1回の品評会では大豆8点と、特別展示として農業改良普及員が見本3点を出しているところを見ると、この頃から大豆作りが行われ東京近郊の農村として枝豆を作るようになったのだろう。
昭和30年代になり宅地造成が始まったとはいえ、まだ農地は広く米や麦、野菜づくりが盛んだった。特に駒井・猪方の沖積低地には枝豆が栽培され始め、産地を形成するようになった。
40年代になると宅地化が進み農地が狭くなったので集約的な農業に転換しようと葉菜類が中心になり、また枝豆の栽培が盛んになった。この頃はビールが普及したことと、新しい品種や農薬、施肥法の改良など栽培技術の進歩があったからだという。
50年代に入ると種をまく時期をずらしたり、温室やビニールハウスを使って促成栽培や抑制栽培を行い、4月から12月ごろまで出荷時期を広げながら生産量を増やし、高収益を得るようになった。
48年のオイルショックのとき、野菜が急騰したのでJAマインズでは少しでも安い野菜を市民に提供しようと産地直売方式を始めたことから、50年ごろには農家の庭や畑にスタンドを建てるなど農家の直売が始まった。農家にとっては市場に運びセリにかけて安くたたかれることもなく、消費者にとっては新鮮なものが手に入ると好評だった。
昭和49年から平成3年まで毎年6月に夏野菜立毛品評会が行われているが、毎年駒井・猪方の枝豆が1等・2等に入っている。多摩川によってつくられた沖積層の砂質土壌が枝豆栽培に適しているからであろうか。
その後も枝豆の栽培はますます盛んになり、狛江の枝豆は新鮮でおいしいという評判から平成11年には狛江の特産物として奨励され、第1回枝豆まつりを行い枝豆アイスなどが作られた。
狭くなった農地を有効に使い、市民に好評の枝豆栽培は年々盛んになり、令和2年には栽培面積で枝豆が1位、2位馬鈴薯、3位大根となり、毎年7月には枝豆まつりを行い、枝豆羊羹などの加工品も販売していた。
井上 孝
(狛江市文化財専門委員)