中高層マンション防災ガイド
市内の中高層マンション向けに「中高層マンション防災ガイド」を配布しました。
中高層マンションならではの防災ポイントを集めましたので、マンション全体の防災意識の向上や防災訓練等にお役立てください。
初動対応
まずは身の安全の確保!
- 揺れを感じたり、緊急地震速報が出た時は、まず身の安全を最優先に行動しましょう。
- テーブルの下や上から物が落ちてこない空間で揺れがおさまるまで待ちましょう。
- ガスは震度5強相当の揺れを感じた時には、自動停止します。
- ヤケドの危険性があるため、地震が来たら火の元からは、すぐに離れましょう。
もしエレベーターが止まったら…
- 最寄りの階からボタンを全て押し、停止した階で外に出ましょう。
- 万が一、閉じ込められてしまった場合は
1.「非常電話」ボタンを押し続ける。
2.エレベーター内に提示してある緊急連絡先に携帯電話で連絡をする。
3.天井等から無理に脱出するのは危険なので、落ち着いて救助を待つ。
家具の転倒・落下・移動防止
- 大地震による、家具の転倒や落下は、ケガの原因になるとともに、避難や救護の障害となります。
- 被害を最大限減らすために、事前に予防対策をとりましょう。
事前対策
備蓄の準備
- 中高層マンションの場合、倒壊の危険性が低いため避難所ではなく、発災後自宅で生活することが想定されます。
- 家族の人数×1週間分、少なくとも3日分を目安に備えましょう。
管理組合で対策をとりましょう
- 非常時を乗り切るには日頃より各自が災害に備えておき、自身や家族を守り、また住民同士でお互い助け合うことが必要です。
- いざというときに行動がとれるよう、しくみづくりをしておきましょう。
マンションの自主防災組織
- 地域の防災力を強化するために、マンションごとに自主防災組織を設立しましょう。
- 市で実施する水防訓練や防災訓練に参加したり、応急救護訓練や講演会を実施するなど、日頃からマンション全体で防災意識を高めましょう。
分譲マンション耐震診断費用の助成制度
- 昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた分譲マンションの耐震診断を行う場合、一定の基準に基づき、費用の一部を助成します。助成金額は、耐震診断にかかる費用の2分の1です。(限度額100万円)
- 必ず事前にまちづくり推進課までご連絡ください。
事例紹介:パークハイム防災訓練~青いリボン作戦~
- パークハイム狛江の防災訓練では住民の安否確認のために、マンション独自で配布した青いリボンをバルコニー等に掲げる「青いリボン作戦」を平成26年から実施しています。
- 日頃より、マンション全体で防災に対する意識を高めることが重要です。
防災に関する質問や相談は安心安全課まで
中高層マンション防災ガイド.pdf [451KB pdfファイル]
登録日: 2015年10月5日 /
更新日: 2015年11月12日