(一財)電力中央研究所の放射線量測定器による測定結果
市内放射線量の測定結果について
東日本大震災発生後より市民の皆さんから、市内の放射線量について要望が多く寄せられています。市内の放射線量を測定し、情報を提供することで、市民の皆さんの不安を少しでも解消できるように、一般財団法人電力中央研究所の事業場が市内にあることから、一般財団法人電力中央研究所の放射線量の測定器を使い測定しています。
測定機器 |
シンチレーション式サーベイメータ アロカ株式会社 TCS‐151 |
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高さ |
子どもの身長を考慮 |
測定方法 |
1分30秒静止した後の指示値 |
放射線量の測定表
平成23年6月16日から10月3日まで、毎週1回狛江市役所正門前において放射線量の測定を行っていましたが、これまで測定値に大きな変動がなかったたため、月1回(第4金曜日予定)の測定に変更し、測定結果を公表します。
参考として、一般財団法人電力中央研究所が東日本大震災発生以前から測定していた市内4カ所の放射線量データとあわせてお知らせします。
一般財団法人電力中央研究所による測定(令和4年10月~令和6年1月)
(地上高:1メートル、単位:μSv/h) |
測定日時 | 天気 | 市民グランド | 谷戸橋広場 | 市役所正門前 | 狛江三叉路 | |
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令和4年10月12日(水曜日) 午前10時~11時 |
曇り | 0.06 | 0.05 | 0.07 | 0.06 | |
令和4年11月17日(木曜日) 午前10時~11時 |
晴れ | 0.06 | 0.04 | 0.06 | 0.07 | |
令和4年12月8日(木曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.05 | 0.03 | 0.06 | 0.07 | |
令和5年1月18日(水曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.08 | 0.04 | 0.07 | 0.07 | |
令和5年2月16日(木曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.05 | 0.03 | 0.07 | 0.06 | |
令和5年3月22日(水曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.05 | 0.03 | 0.06 | 0.06 | |
令和5年4月13日(木曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.05 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | |
令和5年5月24日(水曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.05 | 0.04 | 0.07 | 0.07 | |
令和5年6月22日(木曜日) 午前9時~10時 |
曇り | 0.05 | 0.03 | 0.07 | 0.08 | |
令和5年7月14日(金曜日) 午前10時~11時 |
曇り | 0.05 | 0.03 | 0.06 | 0.07 | |
令和5年8月23日(水曜日) 午後2時30分~3時30分 |
晴れ | 0.06 | 0.03 | 0.05 | 0.05 | |
令和5年9月25日(月曜日) 午後3時~4時 |
晴れ | 0.05 | 0.02 | 0.06 | 0.08 | |
令和5年10月17日(火曜日) 午前9時30分~10時30分 |
晴れ | 0.06 | 0.04 | 0.06 | 0.07 | |
令和5年11月16日(木曜日) 午前9時15分~10時15分 |
晴れ | 0.06 | 0.04 | 0.05 | 0.05 | |
令和5年12月8日(金曜日) 午前10時~10時45分 |
晴れ | 0.05 | 0.03 | 0.06 | 0.07 | |
令和6年1月17日(水曜日) 午前10時30分~11時15分 |
晴れ | 0.06 | 0.03 | 0.06 | 0.06 | |
令和6年2月15日(木曜日) 午後2時30分~3時15分 |
晴れ | 0.07 | 0.03 | 0.05 | 0.07 | |
令和6年3月14日(木曜日) 午前9時15分~10時 |
晴れ | 0.06 | 0.03 | 0.05 | 0.05 |
- 平成23年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成24年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [15KB pdfファイル]
- 平成25年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成26年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成27年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成28年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成29年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [15KB pdfファイル]
- 平成30年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [14KB pdfファイル]
- 平成31年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [51KB pdfファイル]
- 令和2年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [21KB pdfファイル]
- 令和3年度一般財団法人電力中央研究所測定データ [55KB pdfファイル]
市内放射線量の測定値一覧表(平成23年6月16日測定分)
市と一般財団方法人電力中央研究所で、小・中学校10校、公立保育園6園および市役所1カ所の17カ所の放射線量を測定しました。
(単位:μSv/h) |
施設名 | 測定開始時間 | 天気 | 地上高 1m |
地上高 50cm |
地上高 5cm |
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狛江市役所正門前 | 午前9時35分 | 曇り | 0.11 | 0.10 | 0.11 | |
小学校 | 狛江第一小学校 校庭 | 午前10時2分 | 曇り | 0.08 | 0.08 | 0.09 |
狛江第三小学校 校庭 | 午後1時57分 | 0.08 | 0.09 | 0.09 | ||
狛江第五小学校 校庭 | 午前10時35分 | 0.06 | 0.06 | 0.06 | ||
狛江第六小学校 校庭 | 午後2時31分 | 0.08 | 0.08 | 0.09 | ||
和泉小学校 校庭 | 午前11時47分 | 0.06 | 0.06 | 0.07 | ||
緑野小学校 校庭 | 午前11時20分 | 0.06 | 0.07 | 0.07 | ||
中学校 | 狛江第一中学校 校庭 | 午前11時4分 | 曇り | 0.07 | 0.06 | 0.08 |
狛江第二中学校 校庭 | 午後2時15分 | 0.06 | 0.07 | 0.07 | ||
狛江第三中学校 校庭 | 午後1時27分 | 0.08 | 0.07 | 0.08 | ||
狛江第四中学校 校庭 | 午前10時48分 | 0.08 | 0.07 | 0.08 | ||
保育園 | 和泉保育園 園庭 | 午前9時50分 | 曇り | 0.08 | 0.07 | 0.09 |
藤塚保育園仮園舎 園庭 | 午後1時37分 | 0.08 | 0.08 | 0.08 | ||
駒井保育園 園庭 | 午後2時45分 | 0.06 | 0.07 | 0.07 | ||
駄倉保育園 園庭 | 午後3時4分 | 0.07 | 0.08 | 0.09 | ||
宮前保育園 園庭 | 午前11時34分 | 0.07 | 0.07 | 0.08 | ||
三島保育園 園庭 | 午前10時15分 | 0.08 | 0.07 | 0.08 | ||
平均値 | 0.074 | 0.074 | 0.081 |
※シーベルト(Sv)は人体が放射線を受けたとき、その影響の度合いを表す目安となる放射線量のことです(東京都健康安全研究センターホームページから)。
※平成23年6月15日に東京都が市民グランドで測定した測定値は、0.04μGy/hです。なお、大気中の放射線量1グレイ(Gy)は1シーベルト(Sv)換算できます。
<参考>東京都健康安全研究センター ホームページから
Q.都内の空間放射線量を積算して、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告にある一般の人が受ける放射線量の値と比較するとどうなりますか?
A.試算によると年間約0.2ミリシーベルトであり、全く心配はありません。年間の試算は、原発の事故によって、都内の空間放射線量が一時的に上昇した平成23年3月14日からの1年間の積算線量を試算しています。試算の方法は平成23年3月14日から直近の実測値までを累積し、自然放射線量を差し引いた値を元に、直近の実測値が平成24年3月13日まで、続いたと仮定して、年間の積算量を求めています。
この試算は、一般の人の生活モデルとして国の原子力安全委員会で採用している方法を参考にして行い、1日8時間屋外活動を行い、残りの16時間は木造の家屋にいると仮定しています。木造の家屋にいた場合の低減係数は、原子力安全委員会発行の「原子力施設等の防災対策について」に記載されている「平屋あるいは2階建ての木造家屋0.4」を使用しています。
結果から見ても、都内で普段どおりの生活をしていただいて何ら問題はありません。
詳しくは下表をご参照ください。なお、今回の原子力発電所の事故を踏まえた放射線量の積算については、食事や水の摂取等による放射線量は含まれていません。
東京都における空間放射線量による年間推定積算線量
現在の空間放射線量率の測定値 | 0.0592μSv/h | 平成23年6月22日の平均値 |
平成23年3月14日から平成23年6月22日までの101日間の空間放射線量の累積 ( )内は、自然放射線量分 |
176.5μSv (83.9μSv) |
自然放射線量は原子力発電所の事故以前の平成21年3月13日までの1年間の空間放射線量の平均0.036μSv/hを基に算出 |
自然放射線量を除く空間放射線量の累積 | 92.7μSv |
↓ | 屋外に8時間、木造家屋内に16時間いたと仮定して試算 |
上記の期間に一般の人が受ける推定線量 | 55.6μSv | 木造家屋内滞在(1日16時間)における低減効果(係数0.4を考慮) |
年間推定積算線量(※) (平成23年3月14日~平成24年3月13日) |
149μSv (0.1mSv) |
現在までの一般の人が受ける推定線量に、最新の測定値が平成24年3月13日まで続いた場合の推定線量を加えたもの |
※年間推定積算線量は、ICRPの勧告にある年間20mSvと比較して約100分の1です。
平常時の放射線の管理基準 | 年間1mSv | ICRP2007勧告 (先の値は自然放射線量および医療に受ける放射線を除く) |
緊急事態の放射線の管理基準 | 20~100mSvを超えないこと | |
事故収束後の復旧期の管理基準 | 年間1~20mSv |
東京都福祉保健局による都内100カ所の放射線量測定について 狛江市の測定結果について
平成23年6月15日(水曜日)午後から東京都による放射線量測定が市民グランドにて行われました。
高さは地上1メートルと5センチメートルで測定し、測定結果については、東京都健康安全研究センターホームページ(外部リンク)で公開されています。
※詳細・最新情報については、東京都健康安全研究センターホームページ(外部リンク)でご確認ください。