早期発見のため、定期的な検診が必要です

 症状があって外来を受診した場合には、がんが進行している場合があります。一方、がん検診は特に自覚症状もなく、健康的に日常を過ごしている人を対象にしています。
 もし、がんが見つかった場合でも、そのがんは早期がんである可能性が高いのです。早期であれば治せる可能性は非常に高く、治療も軽く済むことが多いので、身体的負担、経済的負担や時間は一般的に少なくて済みます。
 狛江市では、申し込み制によるがん検診を実施しております。ぜひ、積極的に受診しましょう。

 

新型コロナウイルス感染症が気になって受診を控えている皆さまへ

がんは初期の段階では自覚症状がほとんどなく、症状が出た時にはがんが進行していることがあります。症状がないときに定期的にがん検診を受診することが必要です。
検診会場では、可能な限り感染予防に配慮の上、検診を実施しますが、感染拡大防止のため、下記の点につき、ご理解とご協力をお願いします。

  • 感染予防の取り組みについては、医療機関により対応が異なります。医療機関の指示に従って受診してください。
  • 受診者、医療機関の相互安全の確保のため、マスクを持参していただき、会場では着用をお願いします。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、次の方は受診を見合わせ、症状のある方は体調が回復してから受診してください。

  • 新型コロナウイルスに感染している方及び新型コロナウイルスに感染した後、厚生労働省の示す感染者の療養期間(発症日を0日目として5日間、5日目に症状が続いていた場合は症状が軽快して24時間程度)が終了していない方
  • 発熱(平熱より高い体温、あるいは体温が37.5℃以上を目安とする。)、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害などの症状がある方

がん検診を受ける前に知っておこう!!

がん検診の目的

 がん検診の目的は、無症状のうちにがんを早期に発見し、適切な治療を行い、がんによる死亡を減少させることです。単に多くのがんをみつけることが、がん検診の目的ではありません。

検診と健診の違いとは?

検診 健診

特定の病気を見つけること

 罹患率、発見率の高い疾患や年齢層を対象とする

がん検診
  • がんを早期発見すること
  • がんの疑いがある場合は、病院で精密検査を受診し、医師に診断してもらう
  • 精密検査不要であれば次回の検診を受診

病気の危険因子を見つけること

 経時的に値を把握することが望ましい

特定健診(特定健康診査・特定保健指導)
  • 糖尿病・脳卒中・虚血性心疾患の危険因子を発見すること
  • 緊急性はなく、危険因子のある人は、指導を受けて自分で生活改善を図る

 

参考:国立がん研究センター社会と健康研究センター資料より

 

検診と診療の違いとは?

検診 診療
  • がんを早期発見するとともに、健康な人に病気であるという誤った判定をしない
  • 症状がない健康な人が対象
  • 感度・特異度が高い検査
  • 体に負担のない、安価な検査方法
  • コストが安い
  • 侵襲性が低い(つらくない、痛くない)
  • 病気を正しく診断する
  • 症状のある患者が対象
  • 病気の原因を確かめるために必要な検査方法
    (体への負担が大きかったり、高価な検査の場合もある)
  • 必ずしも簡単な方法ではない
  • コストよりも診断を優先
  • 診断するために侵襲性が高くなることもある

 

がん検診のメリットとデメリットを正しく理解し、正しい知識を持ってがん検診を受診しましょう

1 がん検診のメリット

 がん検診の目的は、早期発見により、そのがんで死亡する可能性を減少させることです。ただし、多くのがんを早期に見つけるだけでは、その目的を達成することはできません。それは、がん検診により発見されるがんの中には生命予後に影響を与えない、すなわち死亡原因にはならないものが含まれている可能性があるからです。死亡を確実に減少させることができるかどうかは、科学的な方法に基づく検証が必要です。そうした科学的根拠のある検診ではじめてがん検診本来の目的が達成できます。

 効果があると判断されたがん検診の最大のメリットは、早期発見、早期治療による救命の効果です。症状があって外来を受診した場合には、がん検診と比べ、進行したがんが多く見つかります。一方、がん検診は症状のない健康な人を対象にしていることから、早期がんが多く発見されます。早期がんはそのほとんどが治り、しかも軽い治療で済みます。一方、進行がんは、臓器によって程度が違いますが、治すことができない場合が多くなります。

 がん検診によってがんが早期に見つかるばかりではなく、いわゆる前がん病変が発見されることがあります。子宮頸がんにおける異型上皮、大腸がんにおける大腸腺腫(ポリープ)等がその例です。このような前がん病変は、それを治療することでがんになることを防ぐことができます。実際、検診によりがんを減らせることが、これら2つのがん検診ではわかっています。

 がん検診を受けて「異常なし」の判定が下ったとしましょう。多くの人々は「がんがない」ことで安心します。これもがん検診のメリットということができます。

2 がん検診のデメリット

 がん検診のデメリットとは、検診の欠点や検診を受けることによる不利益のことです。この項を設けた目的は、がん検診を受ける際には、このようなデメリットがあるということも十分に理解していただきたいからです。それでは具体的にデメリットを検証していきましょう。

(1)がん検診でがんが100%見つかるわけではないこと

 どのように優れた検査でも、100%の精度ではありません。がんが発生した時点から、一定の大きさになるまで検査で発見することはできません。その可能性は、がんの種類や検査の精度によって異なります。
 さらに、がんそのものが見つけにくい形であったり、見つけにくい場所に出たりする場合があります。このため、ある程度の見逃しは、どのような検診であっても起こってしまいます。

(2)結果的に不必要な治療や検査を招く可能性があること

 検診では、本来生命状態に影響しない、微小でその後も進行がんにはならないがんを見つける場合があります。これを「過剰診断」といいます。今のところ、このようながんと普通のがんを区別することはできません。そこで早期に治療することを重点に考えた場合、このようながんにも手術などの治療を行わざるをえないことになります。
 次に、がん検診によってがんの疑いがあると判定され、精密検査を行ってもがんがない場合も多くあります。これを検診での「偽陽性」といいます。この「偽陽性」はある程度までは避けようがなく、精密検査を行ってはじめてそれとわかるもので、精密検査をしないわけにはいきません。
 早期発見、早期治療のためにはある程度やむをえないことですが、結果的にみれば不必要な治療や検査が行われることがあります。

(3)検査に伴う偶発症の問題

 偶発症の具体例としては、胃の内視鏡検査で出血や穿孔(せんこう:胃壁に穴を開けること)を起こすものがあります。極めてまれですが、死亡に至ることがあります。専門の学会の報告では、胃の検査では約1万件に1件(0.01%)、大腸の検査は約1,500件に1件(0.07%)となっています。またX線検査、CT検査等による放射線被曝によりがんの誘発や遺伝的影響があることも、極めて低い確率ではありますが、否定することはできません。
 例示した内視鏡検査では、検査を行う医師の技術向上や機器の改善が進められ、また、放射線被曝についても機器の開発、改善によってその影響を最小限に抑えられるようになっています。ただ、極めて低い可能性ですが、こうした偶発症が起こる可能性も理解しておいてください。

※注意:狛江市の胃がん検診は、バリウムによる胃のレントゲン(放射線)検査で実施しています。

(4)受診者の心理的影響

 がん検診を受ける場合、多かれ少なかれ心理的な負担があります。検診によって「がんがありそう(異常あり)」とされた場合、精密検査を受診しなくてはなりません。その場合、悪性か良性か、検査の結果が出るまでの間の心理的な負担は重いものです。しかし、がん検診のかけがえのない利点は、がんの早期発見と早期治療による救命ができることです。
 このメリットを生かすためには、医師や看護師からの十分な説明を受け、がん検診のメリットだけではなく、デメリットついても併せて知っておくことが必要です。 

出典:国立がん研究センターがん情報サービス

 

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