マイナンバーカードを健康保険証として利用できます

 医療機関や薬局の窓口において、オンラインでの資格確認が開始されたことに伴い、事前に登録手続きを行っていただくことで、オンライン資格確認の設備が導入されている医療機関や薬局で、マイナンバーカードを健康保険証として利用することができます。

保険証として利用するメリット

 マイナンバーカードを保険証として利用すると、次のようなさまざまなメリットがあります。

医療費を節約できます

 医療機関等を受診されるとき、マイナンバーカードを保険証として利用すると、紙の保険証で受診したときと比べて総医療費を20円節約することができます。(自己負担が3割の方は6円、2割の方は4円の節約となります。)

医療情報やお薬の情報が医療機関に連携されることで、より良い医療を受けることができます

 過去のお薬情報や健康診断の結果を見られるようになるため、身体の状態や他の病気を把握して治療に役立てることができます。また、お薬の飲み合わせや分量を調整してもらうこともできます。

手続きなしで高額医療の限度額を超える支払が免除されます

 入院、または高額な外来診療を受ける際に、窓口での限度額を超える支払が免除されるためには、事前に「限度額適用認定証」の交付申請が必要でしたが、マイナンバーカードを保険証として利用すると、「限度額適用認定証」の事前の交付申請の必要がなくなり、高額療養費制度における限度額を超える支払が免除されます。

医療費控除申請が便利で簡単になります

 医療費控除の確定申告を行う際に、マイナポータル「わたしの情報(外部リンク)」で医療費通知情報を確認することができます。
 受診した医療機関等名称や、医療費控除該当有無の基準となる年間(1月~12月)の窓口負担相当額なども閲覧できます。
 また、マイナポータル連携を利用すると、医療費控除に使用できる医療費通知情報をマイナポータル経由で取得し、所得税の確定申告書を作成する際に、該当項目に自動入力することもできます。詳細は国税庁ホームページ「マイナポータル連携特設ページ(マイナンバーカードを活用した控除証明書等の自動入力)(外部リンク)」をご覧ください。

国民健康保険税引上げの抑制に繋がります

 皆さんがマイナンバーカードを健康保険証として使い続けることで、適正な医療が増えることにより国民健康保険税の増加を抑制することに繋がります。

保険証として利用するための必要な手続きについて

 マイナンバーカードを健康保険証として利用するには登録が必要です。

  1. マイナンバーカードを取得する。
    取得方法については、「マイナンバーカードの申請・交付」をご覧ください。
  2. マイナンバーカードを保険証として登録する。
    登録方法については、
    マイナポータル「マイナンバーカードが健康保険証等として利用できます!(外部リンク)」をご覧ください。
    また、ご自身の健康保険証が正しく登録されているかを確認する方法については、デジタル庁「よくある質問:マイナンバーカードの健康保険証利用について(外部リンク)」をご覧ください。

マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局について

マイナンバーカードの健康保険証利用に対応する医療機関・薬局には、ポスターやステッカーが掲示されています。

 ステッカー    マイナ受付ポスターポスター

対応できる医療機関、薬局等の一覧は、厚生労働省ホームページ「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局等についてのお知らせ(外部リンク)」をご覧ください。