東京都と特別区および多摩地域(26市2町)は、都市計画道路を計画的、効率的に整備するため、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた「事業化計画」を策定し、事業の推進に努めてきました。また、都市計画道路の必要性の検証を行い、廃止や縮小など適宜都市計画道路の見直しを行ってまいりました。

 現行の「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」に基づき整備を推進することにより、都市計画道路の約8割が完成する時代を迎えることになります。その一方で、優先整備路線に選定しなかった残る約2割の都市計画道路は、事業着手までに期間を要することになります。

 こうしたしたことから、優先整備路線等を除く未着手の都市計画道路について、さらなる見直しを行うため、平成29年から東京都と特別区および多摩地域(26市2町)は協働で調査検討を進めてまいりました。平成30年7月に中間のまとめ、令和元年7月に基本方針(案)を公表し、皆様からの御意見を参考に検討を進め、このたび、都市計画道路の見直しに関する検証手法や個々の路線の計画変更等の対応方針を示した基本方針を策定しました。

 今後とも必要な都市計画道路整備を着実に進めると同時に、社会経済情勢の変化や道路に対するニーズを踏まえ、都市計画道路の不断の見直しを行っていきます。

 内容は、まちづくり推進課窓口で閲覧できる他、都民情報ホール(都庁第一本庁舎3階)または都のホームページからもご覧になれます

〔問い合わせ先〕まちづくり推進課都市計画担当または東京都都市整備局都市基盤部街路計画課 03(5388)3379